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アセスメントツール

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PSI 育児ストレスインデックス ショートフォーム

育児ストレスを測定し迅速・的確な援助へ

PSI育児ストレスインデックス

Parenting Stress Index

■原著者 Richard R. Abidin(Virginia大学名誉教授)

■著 者 兼松百合子(岩手県立大学名誉教授)/荒木暁子(千葉県千葉リハビリテーションセンター看護局長)/
     奈良間美保(名古屋大学大学院教授)/白畑範子(岩手県立大学教授)/
     丸光惠(東京医科歯科大学教授)/荒屋敷亮子(千葉大学医学部附属病院看護師長)
     (肩書は開発当時のものです。)

手引

●1名分料金
 質問・回答用紙、プロフィール用紙
手引
 [2訂版] 平成27年7月21日より発売 
  ISBN978-4-87563-857-5 A4判/144ページ
324円

2,700円
[消費税込]

*教育・研究機関における研究調査等で、別仕様でのご利用をお考えの場合は、ご相談ください

子どもの側面と親の側面から育児ストレスをアセスメント

PSI は、ストレス状態にある親子関係の早期発見や、ストレス軽減のための早期介入等に役立ちます。

●育児相談、スクリーニング、診断、治療計画、研究用具に。

Abidin博士により米国で開発されたParenting Stress Index(PSI)は、親の育児ストレスを測定する最も有効なツールとして、世界25カ国語以上に翻訳され、研究・臨床のさまざまな場面で活用されています。専門家、関係者から永らく発行を待たれていたこの日本版 PSI は、原版を単に翻訳した日本語版でなく、日本の親に使用できるものとして再開発されました。

PSI は、親の育児ストレス、親子や家族の問題などをアセスメントし、援助の必要なケースを早期に発見したり、これらの問題への援助やプログラムの効果を知ることに役立ちますので、育児相談、スクリーニング、診断、治療計画、研究用具に有効です。

また、親自身にとっても、自らの育児を再認識し、ストレスを緩和するきっかけとすることができます。

●手引[改訂版]では、新たに育児ストレスショートフォーム(PS-SF)の集計方法、PSIとPS-SFの最近のスコアデータを掲載しました。

対象

保健所、保健センター、育児支援機関、教育・研究機関、医療機関等

被検者(実施対象)

育児中の母親

構成と内容

PSI は78の質問から構成されており、各項目について、「まったく違う」~「まったくそのとおり」の5段階で答える形式になっています。

検査時間は20~30分程度です。

PSI の78項目は、子どもの特徴と親の特徴の2つの側面から構成されています。

  • <子どもの側面>は、38項目からなる7つの下位尺度
    C1 親を喜ばせる反応が少ない
    C2 子どもの機嫌の悪さ
    C3 子どもが期待どおりにいかない
    C4 子どもの気が散りやすい/多動
    C5 親につきまとう/人に慣れにくい
    C6 子どもに問題を感じる
    C7 刺激に敏感に反応する/ものに慣れにくい
  • <親の側面>は40項目からなる8つの下位尺度
    P1 親役割によって生じる規制
    P2 社会的孤立
    P3 夫との関係
    P4 親としての有能さ
    P5 抑うつ・罪悪感
    P6 退院後の気落ち
    P7 子どもに愛着を感じにくい
    P8 健康状態

質問

集計

「プロフィール用紙」の『PSI 集計用紙』に各項目の点数を記入します。上段が「子どもの特徴」に関するストレスの7つの下位尺度、下段が「親自身」に関するストレスの8つの下位尺度となります。

集計

プロフィール作成とアセスメント

集計結果より『パーセンタイル表』に得点をプロットし、プロフィールを作成します。プロットされた線の形状をもとに、対象者の育児ストレスの特徴をアセスメントします。

パーセンタイル表の上半分の線が右側に突起している場合は、子どもの特徴に関するストレスが高く、下半分の線が右側に突起している場合は、親自身に関するストレスが高いことを示します。

パーセンタイル表

実践での活用

PSI の目的は、親に対して指導とサポートの必要性を明確にすること、潜在的な機能不全の親子関係を明らかにすること、情緒的、身体の発達的問題を起こすリスクにある子どもを明らかにすることにあります。PSI は治療計画ツールや評価手段の方法として、また個人あるいは集団介入に有効です。各側面と下位尺度を用いて、問題の領域を明確にすること、親にとってストレスフルにならないように問題に対する介入を明確にすること等を含む治療計画に使用できます。

  • 大きな集団からのスクリーニングやトリアージとして
  • 最初の入り口評価(測定用具の取り入れ)として
  • 個人個人の臨床評価の一部として

* 緊急度や重症度の判定を中心とした治療優先順位の選別。

PSI の理論モデル

原版 PSI の構造は、機能不全を起こしている育児状況への決定要因に関する理論モデルに基づいています。

親が経験するストレスは、突出した子どもの特徴や親の特徴および親役割に関連する状況因子が直接的に影響しています。

PSIの理論モデル

手引[2訂版]

手引

「手引」は、開発者Richard R. Abidinの書き下ろしの序文をはじめ、原版PSI 3rd Editionのマニュアルの概念枠組みの訳出、PSIの開発の過程や概念についての詳説、また、日本版PSIと日本版PSI−SFの信頼性・妥当性、およびスコア、使用方法に加えて、ソーシャルサポートとの関連や様々な対象のスコアとプロフィールを掲載しています。 日本版著者らが15年以上取り組んできた研究の成果であり、研究・臨床、支援の場で活用する際の必携資料です。


2訂版では、ニーズの高まりに応え、これまで付録として扱われていたPSI−SFの内容を第Ⅱ部として掲載し、さらに、健康児、肢体不自由児、発達障害児、アレルギー疾患児、心疾患児、双胎児をもつ親、父親など、様々なスコアとプロフィール、援助のポイントを新たに収録。第Ⅰ部には、日本版PSI(78項目)の下位尺度の英文表記も追加しました。

■目 次

はじめに/2訂版について/日本版PSIへの序(Richard R. Abidin)

第Ⅰ部 PSI 育児ストレスインデックス

第1章 原版Parenting Stress Index

概念枠組み/Parenting Stress Index の構成:側面と下位尺度 /信頼性・妥当性/実践での活用/PSI 原版(PSI-3版)101項目/PSI-4版について

第2章 PSI育児ストレスインデックス──日本版Parenting Stress Index──

日本版 PSIの開発と信頼性・妥当性の検討/使用方法──回答・集計・プロフィール作成の方法/標準スコアと各県のスコアの特徴/PSIスコアと関連要因/様々な対象のPSIスコアとプロフィール/日本の先天性疾患患児の母親のPSIスコア

第3章 PSIとソーシャルサポート

PSIとソーシャルサポート/PSIとソーシャルサポートを用いたアセスメントと介入

第Ⅰ部 参考文献

第Ⅱ部 PSI 育児ストレスインデックス ショートフォーム

第1章 PSI 育児ストレスインデックス ショートフォーム──日本版 PSI-SF──

日本版 PSI-SF(19項目)の開発と臨床への応用 /使用方法──回答・集計・プロフィール作成の方法と「ワークブック」の活用

第2章 様々な対象の日本版PSI-SFスコアとプロフィール

健康児/障害児/発達障害の子ども/早期療育の場/アレルギー疾患/心疾患/双胎/父親のデータ

第3章 日本版PSI-SFを用いた育児ストレスを軽減する援助(プログラム)

基本的な考え方/健康児(1歳半)/障害児 /発達障害の子ども/アレルギー疾患/心疾患/双胎/PSI-SFと家族

第Ⅱ部 参考文献

資料 PSI Short Form(Abidinの原版 36項目)

■著 者

兼松百合子(岩手県立大学名誉教授)
浅野みどり(名古屋大学大学院教授)/荒木暁子(千葉県千葉リハビリテーションセンター看護局長)/
荒屋敷亮子(千葉大学医学部附属病院看護師長)/市原真穂(千葉科学大学講師)/
大橋幸美(日本福祉大学准教授)/佐藤奈保(千葉大学大学院准教授)/白畑範子(岩手県立大学教授)/
奈良間美保(名古屋大学大学院教授)/廣瀬幸美(横浜市立大学教授)/古田恵香(名古屋大学大学院助教)/
丸 光惠(甲南女子大学教授)/山口知香枝(名古屋市立大学講師) 
※五十音順/所属・肩書は執筆当時のものです。

■原著者 Richard R. Abidin(Virginia大学名誉教授)

浅野みどり教授

「PSI を推薦します」

名古屋大学医学部保健学科

浅野みどり教授

超少子高齢化の日本で、今、子育て中の母親たちには、“物質的に恵まれた”“情報社会”という現代だからこそ抱える育児ストレスがあります。本ツールと手引書は、米国のAbidin博士により開発されたParenting Stress Indexを、兼松百合子教授を中心に研究・検証を重ねてこられた集大成であり、日本の文化に適合し、信頼性・妥当性を備えた精度の高い育児ストレス尺度です。ストレスレベルだけでなく、どの領域に由来するストレスかを詳細にアセスメントできるため、危機的状況への効果的な介入、予防的介入の焦点化には不可欠です。健常児だけでなく、慢性疾患や発達障害をもつ子どもにも用いられ、その特徴を知ることができます。

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