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職務に応じた適材適所――潜在能力としての多様な適性能を測定する
厚生労働省編一般職業適性検査
[事業所用]
General Aptitude Test Battery (GATB)

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■編著:
厚生労働省職業安定局

仕事を遂行するうえで必要な知識や技能を身につける基盤となる能力を測定し、能力面からみた個人の特徴、個々の職業との適合性(マッチング)がわかります。
従業員の採用選考をはじめ、適材配置、教育訓練や能力開発、再配置といった様々な場面において活用することができます。

種類 職業能力適性検査
目的 受検者の能力特徴がどの職業とマッチングしているか把握する
採用職種の適性を把握する
従業員の適材適所の配置を行う
販売対象 企業等
実施対象 原則として15歳~45歳
場面 企業等の従業員の採用選考、配置、能力開発
形式 ペーパー版
所要時間 検査実施  T版(7適性能) 約60分
      S版(4適性能) 約40分
      器具検査   15~30分
採点・換算 T版 1名分約40分
      S版 2名分約25分

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  • 1) 事業所および団体への販売となります。個人の方への販売は行っておりません。
  • 2) アセスメント・ツールの購入には会員登録が必要です。ご希望商品の「カートに入れる」ボタンをクリック後に表示される画面より、新規会員登録あるいはログインしてください。
  1. 検査の特色
  2. 測定される適性能
  3. 検査種類
  4. 紙筆検査の実施
  5. 器具検査
  6. 判定方法
  7. 資料請求

検査の特色

厚生労働省編一般職業適性検査[事業所用]は、検査実施後、各事業所で採点、手引による結果の判断を行います。事業所の実態に合わせた次のような使い方ができます。

  • 新規学卒者の採用だけでなく、中途採用や企業内教育等の能力開発にも使用することができるように、検査の適用可能年齢を15歳から45歳と幅広く設定しています。
  • 職務内容が急激に変化しても、事業所が独自に職務の適性能基準の作成や見直しができるように、その基準の作成要領を示してあります。具体的には、評定法、テスト法、簡便法の三通りを紹介し、それぞれ事例をあげて解説しています。
  • 職務別の適性能基準を作成する場合の参考にしたり、適職の探索に役立つように、職業群別適性能基準表を用意しています。職業群名は厚生労働省編職業分類にそった配列になっていますので、事業所でも利用しやすくなっています。
  • 事業所が検査の実施目的に即して下位検査を選択できるように、使用頻度の高い紙筆検査(筆記検査)を、T版とS版の2種類に分けて作成しています。

測定される適性能

多様な職業分野で必要とされる9種の適性能を測定

16種類の下位検査(うち12種類が紙筆検査=筆記検査、4種類が器具検査)から9種の適性能を測定します。

紙筆検査
G 知的能力
[General Intelligence]
説明・教示や諸原理・諸概念を理解したり、推理し、判断したりする能力。
V 言語能力
[Verbal Aptitude]
言語の意味およびそれに関連した概念を理解し、それを有効に使いこなす能力。言語相互の関係および文章や句の意味を理解する能力。
N 数理能力
[Numerical Aptitude]
計算を正確に速く行うとともに、応用問題を解き、推論する能力。
Q 書記的知覚
[Clerical Perception]
文字や数字を直感的に見分け、違いを見つけ、校正する能力。文字や数字に限らず、対象をすばやく知覚する能力。
S 空間判断力
[Spatial Aptitude]
立体形を理解したり、平面図から立体形を想像したり、考えたりする能力。物体間の位置関係とその変化を正しく理解する能力。設計図を読んだり、幾何学の問題を解いたりする能力。
P 形態知覚
[Form Perception]
物体あるいは図解されたものを細部まで正しく知覚する能力。図形を見比べて、その形や陰影、線の太さや長さなど細かい差異を弁別する能力。
K 運動共応
[Motor Coordination]
眼と手または指を共応させて、迅速かつ正確に作業を遂行する能力。眼で見ながら、手で迅速な運動を正しくコントロールする能力。
器具検査
F 指先の器用さ
[Finger Dexterity]
速く、しかも正確に指を動かし、小さいものを巧みに取り扱う能力。
M 手腕の器用さ
[Manual Dexterity]
手腕を思うままに巧みに動かす能力。物を取り上げたり、定められた位置関係で正確にすばやく持ち替えたりするなどの、手腕や手首を巧みに動かす能力。
器具検査を行うには「検査盤」が必要です。検査盤については竹井機器工業株式会社へお問い合わせください。当会でのお取り扱いはございません。
職業群別適性能基準表(10領域40職業群)と測定された適性能を照合

職業群別適性能基準表とは、さまざまな職業を、作業の内容、複雑さ、困難さなどの程度について分析し、そのもっとも重要とされる適性能の種類と所要水準の組合せ(所要適性能基準)によって分類し、さらに産業界における職業環境等の類似性を考慮して編成したもので、10領域・40職業群で構成されています。
適性があるか知りたい職業群の所要適性能基準と、個人の適性能得点を照合することにより、判定結果を出すことができます。
本基準表は標準的なものですので、職業ごとに事業所独自の適性能基準を作成する際の参考とすることもできます。

職業群についてはパンフレットでご確認ください。
資料請求』よりお申し込みください。PDFファイルをダウンロードしていただけます。

資料に関するお問い合わせ――雇用問題研究会 普及促進課  電話 03-5651-7072

検査種類

紙筆検査には、7種の適性能を測定するT版と、4種の適性能を測定するS版があり、目的に合わせた検査を実施できます。
また、一部の検査を使って、個々の適性能を測定することもできます。
下位検査ごとに正確に時間を計測して実施します。

検査種類

器具検査を行うには「検査盤」が必要です。検査盤については竹井機器工業株式会社へお問い合わせください。当会でのお取り扱いはございません。

T版、S版で適性を判定できる職業群、主な職業の例はパンフレットにてご確認ください。
資料請求』よりお申し込みください。PDFファイルをダウンロードしていただけます。

資料に関するお問い合わせ――雇用問題研究会 普及促進課  電話 03-5651-7072

紙筆検査の実施

受検者用
実施者用

検査実施用指示音声をご希望の方は、上部のショッピングカートからお申込みください。

器具検査

GATBが測定する9つの適性能は認知機能、知覚機能、運動機能の3つの機能群に大別できます。
運動機能のうち「F 指先の器用さ」と「M 手腕の器用さ」は、器具検査で測定されます。

測定される適性能 検査種別 検査の内容
F 指先の器用さ
Finger Dexterity
器具検査3 組み合わせ検査(丸びょうと座金を組み合わせる検査)
器具検査4 分解検査(丸びょうと座金を分解する検査)
M 手腕の器用さ
Manual Dexterity
器具検査1 さし込み検査(棒(ペグ)をさし込む検査)
器具検査2 さし替え検査(棒(ペグ)を上下逆にさし替える検査)

●手腕作業検査

手腕作業検査

●指先器用検査

指先器用検査
準備するもの
  • 検査器具:手腕作業検査盤と指先器用検査盤
  • 検査場:検査盤を置く机、椅子
  • ストップウォッチ
  • 検査記録用紙(検査用紙)
器具検査を用いる職業群
器具検査を用いる職業群

判定方法

1. 実施者が手引を参照して採点、換算点を出し、検査用紙に付属の結果記録票を作成して、各適性能得点を出します。
2-1. 職業群別適性能基準表(検査用紙に付属)により、判定したい職業群についての適性評価を得ることができます。
2-2. 事業所内の職務の実態に即した独自の基準(職務別適性能基準)を作成して適性評価を行うことができます。
事業所が独自に基準を作成する方法については、手引をご参照ください。評定法、テスト法、簡便法について、それぞれ事例をあげて解説しています。
職業群別適性能基準表は、職務別の適性能基準を作成する場合の参考とすることもできます。

資料請求

GATB[事業所用]パンフレットをご希望の方は『資料請求』よりお申し込みください。
PDFファイルをダウンロードしていただけます。

資料に関するお問い合わせ――雇用問題研究会 普及促進課  電話 03-5651-7072