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仕事の遂行能力や適性の有無を調べる
厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用] Q&A
General Aptitude Test Battery

所要時間は45~50分です(紙筆検査のみの場合)。

「適性能」、つまり「その職業に就くための訓練や教育を受け、必要な経験を積んでいったとき、先々その職業でうまくやっていけるかどうかという潜在的な能力」です。いわば将来の職業の「成功の可能性」であり、GATBでは多様な職業分野で仕事をするうえで必要とされる代表的な9種の適性能(①知的能力②言語能力③数理能力④書記的知覚⑤空間判断力⑥形態知覚⑦運動共応⑧指先の器用さ⑨手腕の器用さ)を測定します。(⑧⑨は器具検査が必要です)。

多種多様な職業分野で仕事を遂行するうえで必要とされる代表的な9種の能力(適性能)を測定することにより、能力面からみた個人の理解や個人の適職領域の探索等、望ましい職業選択を行うための情報を提供することを目的としています。

中学2年生から45歳未満で、学歴に関係なく使用できます。

以下のものを用意します。
検査場(室):集団で実施する場合は、受検者相互の間隔が狭すぎないように机を配置します。検査補助者も含め検査実施者1人につき50人以下が望ましい受検者数です。また、検査問題の教示をよく理解させるために、ホワイトボード等板書できるものを用意しておくことが望ましいです。
検査用紙:受検者数に対して1割程度多めに用意します。
筆記用具:1人当たり鉛筆2、3本(シャープペンシル、ボールペンや万年筆は使えません。)
ストップウォッチ1個、手引書1冊、検査実施者用検査用紙1冊、予備の鉛筆
(検査実施用指示音声を使用する場合はMP3ファイルを再生できる機器、スピーカー等)

詳しくは手引に書かれている実施の手順に沿って行います。
受検者に対し検査の趣旨等全般的な説明を行い、必要事項の記入をさせ、各下位検査を次の順序で実施します。
① 教示(検査のやり方の説明)
② 練習(練習問題について、教示のとおりやってみる)
③ 確認(受検者が、教示内容を正しく理解したかどうかを確かめる)
④ 本検査

検査実施者が採点し、結果を得ることもできますが、当会に判定処理を依頼していただくこともできます(有料)。見やすくわかりやすい判定結果を提供いたします。中学・高校生向けのプラスコースと、ベーシックコースからお選びいただけます。「個人結果票」、「クラス一覧表」に加え、自分に合った仕事の世界を探すためのワークシート「結果の見方・生かし方」をご提供。職業適性をより深く理解した進路探索に効果的です。

この検査についての、より詳しいQ&Aは、当会発行「厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用]Q&A集」に掲載されています。併せてご参照ください。