
アセスメント・ツール
キャリア教育のためのアセスメント・ツール
アセスメント・ツールは、個人の特性を科学的・客観的に測定し、効率的な進路指導・キャリア教育に役立ちます。「自己理解」から「やりたいこと」、「自分に向いていること」を探索し、若者の未来へのスタートを応援します。
雇用問題研究会の発行する適性検査等のアセスメント・ツールは、数十年来、高い信頼性とご利用しやすい低価格で、多くの学校や職業訓練機関、就職支援機関で広く利用されています。
就職活動支援
RCC就職レディネス・チェック
学生が、自分の就職活動への取り組み状況(準備度)を客観的に点検することで、モチベーションをアップさせたり、行動を促します。自分にとって「就職」とは何かを考え、「就活」にきちんと向き合うことを通して、これまで常識だと思っていたことが実は根拠のない「思い込み」だったと気づいたり、自分の人生と職業、キャリアプランについて考えるきっかけとすることができます。
適性検査
厚生労働省編一般職業適性検査[進路指導・職業指導用](GATB)
多種多様な職業分野で仕事を遂行するうえで必要とされる代表的な9種の能力(適性能:その職業に就くための訓練や教育を受け、必要な経験を積んでいったとき、先々その職業でうまくやっていけるかどうかという潜在的な能力)を測定することにより、能力面からみた個人の理解や適職領域の探索等、望ましい職業選択を行うための情報を提供します。
興味検査
職業レディネス・テスト(VRT)
基礎的志向性と職業志向性を測ることにより、生徒の職業に対する準備度(レディネス)を把握し、生徒が職業に関する自分のイメージをチェックしたり、進路選択への動機付けを促すことができます。
性格検査
KN式クレペリン作業性格検査[進路指導用]
連続加算作業による検査結果から得られる作業量(作業速度)や作業曲線、あるいは作業の質などの面から個々人の仕事ぶりを推測し、その作業性格や作業態度、行動特徴等、個人の性格面に関わる特性を総合的にとらえようとするものです。
職業適性診断システム
キャリア・インサイト
利用者自身がコンピュータを使いながら、職業選択に役立つ適性評価、適性に合致した職業リストの参照、職業情報の検索、キャリアプランニングなどを実施できる総合的なキャリアガイダンスシステム(Computer Assisted Careers Guidance System)です。若年者用とミッド・キャリア用の両方を1つのシステムで利用できるように、統合版として改訂されました。
■主な4つの機能
- 適性評価機能(適性診断コーナー)
- 職業情報の検索機能(職業情報コーナー)
- 適性と職業との照合機能(総合評価コーナー)
- キャリアプランニングの作成援助
障害者用 就職レディネス・チェックリスト
障害者用 就職レディネス・チェックリスト
障害を持った人が一般企業に就職して、職場での役割機能を果たしながら適応してゆく際に必要となる心理的・行動的条件を、最小限の範囲で網羅してあります。職場で働くための準備がどの程度まで整っているかを知って、適切な職業相談や職業指導を進めるための手がかりを得ることができます。
医療機関・育児支援機関向け
PSI 育児ストレスインデックス
子育て支援のための育児ストレス測定用ツールです。
ストレスが子どもの特徴に関するものか、親自身や環境に関することであるのかを把握でき、ストレスを軽減する援助を具体的に考えることができます。援助の必要なケースを早期に発見したり、プログラムの効果を知ることに役立ちますので、育児相談、スクリーニング、診断、治療計画、研究用具に有効です。
PSI 育児ストレスインデックス ショートフォーム(PSI-SF)
PSI 育児ストレスインデックスの短縮版で、簡便で短時間にアセスメントでき、援助者が援助の指針をすみやかに見出せるよう開発された育児ストレス測定用ツールです。
親自身も、回答後にワークブックを使って振り返ることで、自らの育児を再認識し、ストレスを緩和するきっかけとすることができます。