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仕事に対する興味・関心や自信の程度を調べる
Vocational Readiness Test
実施にはどのくらい時間がかかりますか。
検査実施の所要時間は40~45分です。自己採点は10~15分程度、またワークシート「結果の見方・生かし方」を使って受検者自身に検査結果に基づいた自己理解や進路探索を行わせるために要する時間は、40~45分程度です。
何が測定できるのですか。
職業興味と職務遂行の自信度を6つの職業領域(R:現実的興味領域、I:研究的興味領域、A:芸術的興味領域、S:社会的興味領域、E:企業的興味領域、C:慣習的興味領域)について測定します。 また、職業への興味関心の基礎となる3つの志向性(D:対情報関係志向、P:対人関係志向、T:対物関係志向)を測定します。
検査の目的は。
学校等の進路指導において、基礎的志向性と職業志向性を測ることにより、生徒の職業レディネスを把握することを目的としています。「職業レディネス」は、職業的発達における準備の程度を示す概念で、「個人の根底にあって(将来の)職業選択に影響を与える心理的な構え」です。職業に対する興味、関心を測るとともに、その職業に関する職務遂行の自信度についてもとらえ、興味の特徴だけではなく、総合的に解釈を行います。
検査の対象はどのような人ですか。
原則として中学校および高等学校(それに準ずる学校を含む)在学生、あるいはそれに該当する年齢(13歳~18歳程度)の範囲にある人です。ただし職業経験の少ないか全くない場合、20歳前後であっても使用できます。
実施にはどのような準備が必要ですか。
以下のものを用意します。
- 検査用紙類:実施者+受検者数分の問題用紙と回答用紙(中学生版/高校生・一般版)、ワークシート「結果の見方・生かし方」
- 筆記用具:1人当たり鉛筆2本程度(シャープペンシルも可)、消しゴム
実施はどのようにするのですか。
個別実施の場合は、受検者の自由な回答ペースに任せて実施します。
集団実施の場合は、あらかじめ検査ごとに目安となる時間を知らせて実施します。実施者が問題項目を一定の速度で読み上げ、受検者がそのペースに合わせて回答していく「読み上げ式」で実施しても結構です。結果はどのようにわかりますか。
実施後直ちに自己採点し結果を得ることができます。また、当会にてコンピュータによる判定処理サービスを行っております(有料)。
中学・高校生用コンピュータ判定は、「パーソナル・レポート」と「職業一覧表」、「クラス一覧表」をご提供します。
大学生用コンピュータ判定は、「個人結果票」、「クラス一覧表」のほか、テスト結果のプロフィールの見方を詳しく解説した「アドバイスシート」をご提供します。
コンピュータ判定を利用することで、職業探索に有用なワークシート「結果の見方・生かし方」のWork3の作成に効率的に時間を費やすことができ、一層効果的です。
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