
アセスメントツール
「職業研究」特集記事▶
RCC就職レディネス・チェックQ&A▶
学校・職業訓練機関向けアセスメント・ツール全般Q&A▶
活用事例▶
将来の自分のキャリアと就職の意味を考えることを促す就職活動サポートツール
Readiness Check for Career planning
■編著 就職レディネス・チェック開発委員会
■監修 渡辺三枝子(立教大学大学院 特任教授)
松本純平(独立行政法人労働政策研究・研修機構 労働大学校 特任研究員)
(肩書は開発当時のものです。)
ペーパー版 | ||
●1~4セット ●5セット以上 |
1セット 9,240円 1セット 6,930円 |
[いずれも消費税込] |
1セット:20名分 1名分:ワークブック1部、回答・採点用紙2部 支援者用資料:RCC活用・解説のヒント(ダウンロード) ![]() *セット単位での販売のみとなります。 ペーパー版実施ガイド(706KB) |
Web版 | ||
●1~99名分 ●100名分以上 | 1名分 462円 1名分 346円 | [いずれも消費税込] |
1名分:学生用のID・パスワード発行 支援者用:管理者(学校)用ID・パスワードの発行、RCC活用・解説のヒント ![]() *1名単位でお申込みできます。 *納品希望日の5営業日前までにお申し込みください。 *実施日までに学生用ID・パスワードを配付してください。 *スマートフォン対応 |
思い込みにとらわれないための、就職活動の準備度チェックツール
■学生1人ひとりのキャリア発達をサポートし、成長を促します。
学生が、自分の就職活動への取り組み状況(準備度)を客観的に点検し、モチベーションをアップさせたり、行動を促すことで、今後の活動に活かすことを目的としています。
就職のためのステップである「就活」という課題に取り組む体験を、知恵を身につけ、成長するための学習の機会とする、という考え方に基づいて開発されました。
自分にとって「就職」とは何かを考え、「就活」にきちんと向き合うことを通して、これまで常識だと思っていたことが実は根拠のない「思い込み」だったと気づいたり、自分の人生と職業、キャリアプランについて考えるきっかけとすることができます。
対象
大学・短大・専門学校・職業相談機関等
被検者(実施対象)
主に、これから就職活動を始める学生(大学3年生、短大1年生、専門学校生、大学院1年生等)
(大学1、2年生のキャリア教育にも役立てることができます)
実施所要時間
目安は約30分(解説を加えるなど、プログラムによって延長も可能です)
構成
「就職レディネス・チェックリスト」で、60の質問に「はい」と「いいえ」で回答します。
結果は、就職の実現のために大切な5つのポイントの分類で得点化されます。ワークブックで結果を整理し、どのポイントが高いか、また低いかなどを点検し、自分の準備状況をチェックします(Web版では、結果が即表示されます)。ポイントごとに期待されるレベル(基準点)が設定されており、1回目より2回目が高くなっています。5つのポイントは、相互に影響し合いながら、高められていきます。
さらに、チェックリスト各項目の解説を読むことで理解を深められるようになっています。
そして、チェックリストの結果を振り返り、「次のアクションプラン」で、就活での次の活動目標を立てさせます。
5つのポイント
A:就職意欲度
就活に積極的に取り組もうとしているか。働くことに対する意欲が高まっているか。
B:キャリアプラン設計度
自分が持っているさまざまな資源(興味、能力、知識、体力など)を客観的に評価し、「就職」の目標を具体的に描いているか。将来を見据えたキャリアプランを設計することに前向きか。
C:環境理解度
社会人として働き、生きていく環境(職業、業種、企業、労働環境など)について積極的に情報を収集しているか。収集する情報の内容と方法に多様性があるか。
D:就職活動理解度
就職活動の目的や方法について、適切な知識や情報を持っているか。周囲や情報に流されることなく就活への現実的な取り組みができているか。
E:思い込みからの自由度
それが当然だと思い込まずに、物事の意味を自分で考えているか。就活への取り組みが柔軟にできているか。
活用場面・活用方法
■就職ガイダンスでの集団実施
就職ガイダンスのキックオフ時に実施し、さらに就活が本格化しガイダンスのプログラムが終了する頃に2回目を実施すると、変化(成長)を確認することができます。
■個別面談時のサポートツールとして
面談開始時に活用すれば、学生の就活の準備状況を短時間に把握したうえで面談に入ることができます。
■グループワークのツールとして
学生同士が自分の結果をお互いに見せながら話し合うことで、理解が深まり、視野も広がります。
■インターンシップの効果測定に
インターンシップへの参加の前と後に実施すれば、実際の職場を体験したことによって就職のモチベーションや職業への意識などがどう変化したかをアセスメントすることができます。
■キャリア教育の一環として
就職支援時だけではなく、大学1・2年生に実施することも可能です。期待値(基準点)にはとらわれず、就活時には社会からどのようなことが求められているかを早く知ることで、その後の大学生活の過ごし方を考える材料になります。
■保護者会等での資料として
保護者の方がお読みになると、「就活」の全体像について体系的に理解していただけます。実施した結果を基に、親子で話し合いの時間を持てば、大変有意義です。
Web版
Web版では、リアルタイムに個人結果、集団の集計結果データが得られます。集団の結果では、5つのポイントと全設問ごとに全体、性別、学部別、年次別の平均が示され、それぞれの傾向が把握できます。
スマートフォン対応なので、スマホがあれば学生は一人でどこでも実施でき、結果は回答後すぐに自動的に表示されます。自分の回答状況と各ポイント、各設問の解説を参照しながら確認できるようになっています。
なかなかガイダンスに出てこない学生にも、意識喚起のきっかけとして実施を呼びかけ、結果を把握することで情報収集の手段とすることができます。
*Web版の構成、画面イメージをご覧いただける資料をご用意しています。
ご希望の方は、こちらの問い合わせフォームよりお申込みください。
(「RCC 就職レディネス・チェック」にチェックを入れ、入力欄に「Web版資料希望」とご記入ください。)
●学生用画面 対象人数分のIDとパスワードを発行します。学生は、自分の変化(成長)を確認するために、期間を空けて2回実施できるようになっています(有効期間は原則として1年間です)。 ●チェックリストに回答 ![]()
●結果の表示 ![]()
●5つのポイント、各項目の解説 ![]()
![]()
●次のアクションプラン ![]()
| ●管理者用画面(学校側) 個人結果と集団の集計結果がリアルタイムで表示されます。集計データはCSVでも保存でき、加工が自在です。現状の把握と対策の検討に役立ちます。 ●チェックリストの個人結果 ![]()
●チェックリストの個人の回答内容 ![]()
●次のアクションプランの記入内容 ![]()
●チェックリストの集団の集計結果 ![]()
●全員の結果のCSVファイル ![]()
●チェックリストの集団の回答内容 ![]()
|
●推奨動作環境
■PC
Windows 8.1以降
MacOS 10.13 High Sierra以降
■スマートフォン、タブレット
Android 7.1以降
iOS 11.0以降
RCC活用・解説のヒント 
RCCの60問の各設問に対する解説のヒント等をまとめています。学生や相談者へ質問項目について解説する際などにキャリアセンターの職員やキャリアコンサルタント等支援者の方々にご利用いただく資料(全16ページ)です。
RCCペーパー版またはWEB版をご購入の方へご提供しています(PDFファイル/ダウンロード形式)。
ワークシート
RCCの結果をもとにして、さらに今後の就職準備のために自分のすべきことを整理できます。
実施後のサポートツールとしてご利用ください。ワークシートのみでは使えません。(PDFファイル/無料)
- チェックリスト60問それぞれについて、自分はどう考えるかを確認することで、自己理解を深めます。
- ○がつけられなかった項目について、学校での就職ガイダンス、キャリア支援セミナーなどへ参加するというアクションプランを立て、○がつけられるようにしていきます。
ペーパー版は1セット(20部)以上購入の場合、Web版は20名分以上お申込みの場合に、無料でダウンロードしていただけます。(学校等教育機関のみ提供しています。学生の方は学校のキャリアセンター等にお申し出ください。)
ご希望の方はこちらからお申込みください。折り返しIDとパスワードをご連絡いたします。
学生の声
●開発に際して実験に協力いただいた学生の感想です。
- 自分の立ち位置が明確になったので、よかったと思う。課題も見つかり、今後自分がどう成長すべきかが把握できてよかった。
- あらためて自分の弱点や足りないところを理解できたのでよかったです。もっと就活に向けて頑張らなければいけないと感じました。
- 根本的に足りなかったことがキャリアプランの設計だとわかりました。自分がどのような社会人になりたいのか、本当に自分が専攻している分野に関する仕事につきたいのかなど真剣に考えるきっかけとなりました。
- 項目で、「そうか」と思ったことが意外とありました。こういう考え方や行為を新たに発見できたのでよかったです。
- 60 問の質問に答えながら、自分が今まで考えてこなかったような質問があり、これから考えていきたいことを発見できました。
- 意欲の低さからあまり積極的に活動していなかったが、具体的に何が足りないか、何が必要か多少なりとも可視化できてよかった。
- 就職に対する取り組み方や身のふり方をよく考察しようと考えさせられた時間になりました。
- 自分が思っているよりも意欲が高かったので、この意欲を行動につなげていきたいです。就活を始めるいい機会になりました。
- 現段階では頭でわかっていても、具体的に行動に移すような積極性が自分にはないと感じました。また、就職活動自体への理解がまだまだの部分もあるので、そこから始めないと活動がうまく進まないと思いました。まず取り組むべき課題が見つけられてよかったです。