2026.10.1New
トピックス
2027年1月、高校生を対象とした新しい興味検査『DISCOVER』をリリースします。2026年12月の販売開始に先んじて、当会ホームページにて商品情報を公開しました。
今回は、『DISCOVER』の特徴や内容、活用などについて詳しくご紹介します。
「選べる時代」だからこそ、自分の個性と向き合う機会を
高校生の進学率は上昇が続き、2026年3月の高等学校等卒業者では85.4%となっています(文部科学省「令和7年度学校基本統計」)。また、企業の採用においても売り手市場が続いており、就職希望者に対して多くの求人が寄せられています。
しかし、成績や偏差値だけで進学先を決めたり、仕事や職業についてよく知らないまま就職先を選んだりすることで、入学・就職後に意欲や目標を見失ってしまうことも少なくありません。
進路を「選べる時代」だからこそ、自分の個性や特徴と向き合い、自分らしい進路を考えるための機会づくりとして『DISCOVER』が役立ちます。
『DISCOVER』とは?
『DISCOVER』は、日常生活や仕事に関する「興味」から生徒自身の特徴を捉え、本人が自己理解を深めながら、個性を生かした進路選択・職業選択について考えるきっかけを提供することを目的とした検査です。
生徒がタブレットやスマートフォンを使って検査サイトにアクセスし、画面をタップするだけで回答することができます。回答後はすぐに結果が表示され、ワークや職業情報の検索もすべて端末上で行うことができます。
ペーパーテストに対しては身構えてしまう生徒も、使い慣れた端末で直感的に操作でき、気軽に取り組めます。生徒・指導者双方にとって、実施しやすい検査です。
『DISCOVER』の内容
●検査の構成と実施の流れ
まず、当会より発行する生徒用ID・パスワードを生徒に配付します。それを使って、生徒が自分の端末から検査サイトにログインします。学年・クラスなどの情報を入力すると、すぐに検査を始めることができます。
回答終了後、その場で画面上に結果が表示されます。「結果①」「結果②」のページで検査結果を確認し、それぞれの結果をもとに「ワーク①」「ワーク②」を実施して、自分の興味の特徴に対する理解を深めます。そして、「ワーク③」で検査の振り返りを行い、自分の考えを整理します。
検査とワークの後は、「職業検索」機能を使って職業情報を調べます。
なお、結果・ワーク・職業検索のページには、検査実施から約2年間いつでもアクセスすることができますので、必ずしも授業時間内にすべてのパートを行う必要はありません。授業では必要なパートを選んで実施し、その他のパートは自由時間や自宅で取り組んでもらうこともできます。
*検査の回答をやり直すことはできません。
●設問と回答方法
検査の設問は、「日常生活」と「仕事」の2つのテーマから構成されています。日常生活における活動や仕事の内容について記述された設問に対して、「やりたい」「少しやりたい」「あまりやりたくない」「やりたくない」の4つから、あてはまるものを選択します。
ブラウザの翻訳機能を使用することで、日本語での実施が難しい生徒にも対応できます。
『DISCOVER』でわかること
生徒の興味の傾向を6つの「職業タイプ」と18種類の「活動タイプ」によって測定・分析します。
●結果①:興味のある「職業タイプ」
アメリカの職業心理学者ホランドによる6つの興味領域の考え方に基づいて、仕事や職業に対する興味の高さを「現実タイプ」「研究タイプ」「芸術タイプ」「社会タイプ」「企業タイプ」「慣習タイプ」の6タイプで表します。
結果は六角形のグラフ(プロフィール)で示され、どのタイプが高く、どのタイプが低いのか、また、どのような興味の傾向があるのかを視覚的に理解することができます。
あわせて、各職業タイプに関連する「職業例」と「進路」も表示されます。
●ワーク①:興味と「職業」の結びつけ
結果①で確認した1位・2位の「職業タイプ」にあてはまる職業例が一覧で表示されます。それぞれの職業の詳しい仕事内容(タスク)を参照でき、実際の仕事を具体的に知ることができます。
生徒が自分の興味の特徴を知り、それを生かせる仕事や職業と結びつけることで、これからの進路に対する意識を高め、職業に向ける視野を広げることを目的としたワークです。
また、各タスクに関連する職業タイプも表示されますので、職業名を見ただけではわからない意外な可能性を発見する機会にもなります。
●結果②興味のある「活動タイプ」
普段、生徒が取り組んでいる活動や趣味、何気なく続けている習慣にも、本人の興味の傾向が表れます。日常生活における活動を18種類に分類したものが「活動タイプ」です。
それぞれの活動に対する興味の高さを分析し、最も高い1~3位の「活動タイプ」を表示します。
ワーク②:興味と「活動」の結びつけ
結果②を踏まえて、自分が日頃から行っている活動や関心のあることの中で、1~3位の「活動タイプ」にあてはまるものがあるかどうかを考えます。
例えば、「製造・整備タイプ」には、「部品を正確に組み立てたり、機械を整備したりする活動」があてはまります。それを日常生活に落とし込んで考えてみると、「プラモデルを組み立てるのが好き」だったり、「自転車のメンテナンスを自分で行う」など、日頃の活動と重なることに気づきます。
生徒にとって、職業だけでなく日々の活動ともリンクさせることで、自らの個性に対する意識が身近で具体的なものとなり、新たな気づきが生まれます。進学先や学部・学科選択を検討する際の材料としたり、将来の働き方や生き方について考えるヒントにもなります。
ワーク③:検査結果の振り返り
検査結果やワークを通して気づいたことや考えたことを自由に文章で表現します。そして、今後の進路選択に向けて、自分の考えや目標などを整理します。授業のまとめとして活用できるワークです。
このように、「職業」の視点と「活動」の視点から多角的に興味を捉えることで、生徒が自身の特徴を深く理解し、将来の進路や職業、働き方、生き方に目を向けるきっかけを提供します。
『DISCOVER』の機能
検査やワークのほかにも、生徒の進路・職業探索に役立つ機能があります。
●職業検索
「職業検索」のページでは、職業タイプや頭文字から職業情報を検索し、参照することができます。職業情報には、各職業の職業タイプと具体的な仕事内容(タスク)、そして各タスクに関連する職業タイプが記載されています。生徒の職業に対する関心を高め、職業理解を深めてもらうための機能です。
検査実施から約2年間利用可能で、自由時間や自宅などでも気軽に職業情報に触れることができます。気になる職業についてさらに自分で調べたり、身近な人から話を聞くなど、生徒が職業の世界を広げるきっかけとなります。
授業での実施例
検査を構成する各パートを必要に応じて組み合わせ、独自のプログラムで実施することができます。1時限でコンパクトに実施したり、2時限を使ってグループワークや探究、発表の場を設定するなど、柔軟な対応が可能です。
授業が終わった後も、自由時間に生徒同士で話し合ったり、自宅で結果を見直すなど、個性や進路についての考えを深めるツールとして継続的に活用できます。
「総合的な探究の時間」における活用
高校における探究は、生徒が自分自身との関わりを意識しながら自立的に行うことが大切です。
そのための授業づくりとして、事前に『DISCOVER』を実施し、あらかじめ生徒の「興味・関心」を明らかにすることで、生徒の意欲を引き出す課題設定や探究方法、指導の方向性を検討することができます。
また、生徒が自分の個性や特徴を知り、それらを生かせる仕事・職業を調べたうえで探究に取り組むことができるため、将来の職業選択や進路実現につながる学習活動の機会となります。
指導者のための資料
●個人結果票(PDF)
生徒は検査結果を画面上で確認することができますが、そのほかに指導者用の資料として「個人結果票」のPDFファイルをご提供します。指定日までに回答を完了した生徒全員分の結果が個別に記載された結果票です。ご提供までの期間は、指定日に応じて検査実施から1~4週間程度です。
進路相談や個別面談の場面で、パソコンやタブレットに表示しながら話を進めたり、プリントアウトしてファイリングするなど、生徒指導の資料として活用いただけます。
●学年集計表、クラス一覧表(CSV)
指導者用の「管理者画面」から、「学年集計表」と「クラス一覧表」のCSVファイルをダウンロードすることができます。
●学年集計表:学年全体の興味(職業タイプ)の傾向がわかります。
●クラス一覧表:クラス全員の職業タイプ・活動タイプの得点と、各設問への回答内容を記載しています。
データを使って学年・クラスごとに分析したり、グラフを作成するなど、様々な活用が可能です。
●実施・解説マニュアル(PDF)
正確な検査結果を得るためには、指導者が検査について十分に理解したうえで実施することが大切です。しかし、事前に検査を体験したり、手引を読んだりする時間をつくることがなかなか難しい場合もあります。
そこで、検査の事前準備から実施当日の流れ、生徒への教示、結果の見方、解釈のポイントまで、必要事項が簡潔にまとまった「実施・解説マニュアル」をご提供します。本マニュアルに沿って、検査の準備と実施を進めることができます。
進学も、就職も、自分らしい進路選択のために
生徒が進路を考えるとき、興味・関心は大きなヒントとなります。進学希望・就職希望いずれの場合も、自分の個性を理解し、将来の仕事や職業について考えることが大切です。
『DISCOVER』は、興味をもとに新たな可能性と出会い、自分らしい進路を見つけるための機会を提供します。
▶資料請求はこちら
パンフレットのPDFをダウンロードいただけます。
▶お問い合わせや導入のご相談はこちら
メールフォームのほか、お電話やZoomでのご相談も承ります。
【DISCOVER概要】
編 著:一般社団法人 雇用問題研究会
監 修:本間啓二(日本体育大学 名誉教授)
販売対象:高等学校
実施対象:高校生
形 式:Webブラウザ上で実施 *専用アプリ等のダウンロード不要
所要時間:45分程度(説明等10分/回答20分/結果の確認15分)+ワーク20分程度
採点方法:自動採点(回答後、すぐに結果を表示)
本検査は、高等学校の生徒を対象とした標準化調査により得られたデータに基づき、設問および評価基準を作成しています。
*2026年12月1日(火)よりお申込みいただけます。
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